脳脊髄液減少症[CSF Hypolemia]は、交通事故やスポーツ外傷等の後に脳・脊髄を浮かべている「脳脊髄液」が漏れ出し減少することによって、頭痛ををはじめとする様々な症状がでる病気です。
起立性頭痛、めまい、耳鳴、全身倦怠感、視機能障害(視力低下、視覚過敏など)、手足のしびれ、吐き気、注意力低下、記憶障害などの症状を連日、長期的にわたって訴えます。体調は天候・気圧の影響を受けやすく、夕方から夜にかけて症状が悪化します。
2.子どもたちの発症原因
●突発性:発症原因が特定できない
●外傷性:交通事故、スポーツ、日常生活上の転倒、打撲、暴力など
●医原性:脊椎手術、腰椎穿刺、整体治療など
発症のきっかけ
交通事故、自転車で転倒、ラグビー部の練習、椅子引き、組体操の練習中、吹奏楽部で金管楽器を演奏中、柔道の練習中、アメリカンフットボール部の練習中、少年野球でヘッドスライディングの練習中、鉄棒から落下、テニスラケットが頭に当たる…etc.